額へボトックス注射をした後、なぜか目つきが険しくなったり、目の大きさが小さくなってしまった、という話もたまにあります。
なぜそうなってしまうのか、どんな人がそうなりやすいのかを説明していきます。
ボトックス注射を避けるべき人は?
おでこのしわが目立っている人の中には、普段眉毛を大きく上げた状態になりやすく、額に表情ジワが出ている人もいます。
このようなタイプの人は、もともとまぶたが開きにくく、たるんでいる状態なので、ボトックスがさらにそれを悪化させてしまうのです。
この場合、ボトックス注射以外の治療法でしわを除去する必要があります。
まずは医師に相談して、額のしわの原因をはっきりさせ、ボトックス施術をするべきではないと判断したら、ヒアルロン酸注射など他の治療法を検討しましょう。
もしも目元に副作用が表れてしまったら?
ボトックス注射の副作用で、万が一目元に変化が出てしまっても、それは一生涯残るものではありません。
ボトックスの効果は長くても半年くらいなので、自然に副作用は元に戻っていくでしょう。
副作用を防ぐには、まず施術の経験豊富で信頼できる医師を選ぶことが重要です。
知識や経験が未熟だと、眼瞼下垂(がんけんかすい)の可能性を考慮せずに、本来適用されるべきではない患者にも施術をしてしまうおそれがあるからです。
ボトックスの品質は安全か?
医師の技量とともに、ボトックス注射自体の質も安心できるものでなければなりません。
特に信頼性が高いのは、アメリカ、イギリス製のボトックスです。
製造国や製造メーカーまで必ず確認し、不安なことがあれば遠慮せず医師に質問して納得のいく説明をしてもらうことで、安全を確認しましょう。